アトウッドタイプ プラネタリウム工作【型紙】

『2023 天文科学館の夏休み』の工作教室のひとつとして開催した「アトウッドタイプ プラネタリウム工作」の型紙です。天球儀に穴をあけ、外からはいる光で星を楽しむタイプのプラネタリウム工作で、型紙は当館「星の友の会」会員によるものです。球体の工作は、球の内側の糊付けに苦労することがあるのですが、この型紙では、球の外側で糊付けができるように工夫されています。また、日付と時刻をあわせると、その時の星空を楽しめる星座早見の機能もついています。
下記の「つくりかた(PDF)」を参考に、型紙を準備し、工作してください。

「つくりかた」と「型紙1~3」「土台」のデータ(PDF)

つくりかた
型紙1
型紙2
型紙3
土台型紙
型紙作成:明石市立天文科学館 星の友の会 井口雅博
使用データ:鏡像天球儀ジェネレーター Ⓒ高橋徹

ピンホール式プラネタリウムに

天球儀の中から光を照らすと、天球儀に開いた穴をとおった光が、壁面などに星として投影されるピンホール式プラネタリウムにもなります。

アトウッド天球儀について

1912年、シカゴのアトウッドは、直径4.5メートルの天球儀をつくりました。692個の星の位置に4段階に明るさを変えた穴をあけて、輝く星を見せました。惑星は、黄道上にたくさんの穴をあけ、それをふさいだり、あけたりして位置を表現しました。電動モーターで天球が回転しました。