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2011(平成23)年 特別展
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天体写真家・大西浩次さんが撮影した、星の風景写真展です。空に輝く星々と地上の風景が織りなす神秘的な光景をお楽しみください。
期間 | 2011(平成23)年 4月16日(土)~7月10日(日) |
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場所 | 天文科学館 2階プラネタリウム前 3階特別展示室 14階展望室 |
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展示内容 | <テーマ1>hayabusa はやぶさ帰還写真2点 星景写真3点 <テーマ2>天空の樹 写真9点 <テーマ3>水の惑星 太平洋を望む星空 東北地方海岸の星空 写真4点 <テーマ4>時空の地平線 国内の空 写真5点 ニュージーランドの星空 写真8点 |
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大西浩次<プロフィール> 1962年6月富山県生まれ 48歳 長野県長野市在住 博士(理学) 長野工業高等専門学校一般科教授、日本星景写真協会監事、国際天文学連合(IAU)会員(コミッション8)、日本天文学会、日本天文学会ジュニアセッション実行委員、天文教育普及研究会、日本天文協議会運営委員、日本物理学会、応用物理学会、日本惑星科学会。 4歳の頃より天体に興味を持つ。最初の天体写真は1972年1月30日の皆既月食の写真。しかし、本格的に撮り始めたのは、大学院博士課程に入った1986年10月18日の皆既月食からである。その頃、小さいカメラ1台でいったいどんな宇宙が表現できるだろうと考えていた。そのとき、私の原風景として小さい頃に眺めた星空が、すでに街の近くに全く無くなっていることに気づいた。それだけでない。山の上に行っても、遠方の町明かりが見えて、以前見た星空がなくなっていた。このとき、私は、失いつつある「星空」を今のうちに記録しないといけないと考えた。試行錯誤の末、小さいカメラに低感度リバーサルフイルム、そして、薄明か、月明かりを光源にして星空を撮影するスタイルにたどり着いた。 「ブラックホールの熱力学」に関連したテーマで博士を取ったあと、神戸、長野と職場を変え、平成14年度は重力レンズに関係する研究で国立天文台客員助教授と、以前に比べて日々の生活が忙しく、これまで撮影してきた写真を整理する機会が失いつつあった。ところで、2009年はガリレオが望遠鏡を空に向け近代天文学がスタートしてちょうど400年目を記念した「世界天文年2009」であった。私はこの世界天文年の企画を行うことになり、周りからの声もあり、初めての星景写真展「時空の地平線」を行うことができた。以降全国各地で写真展を開催。 |
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