館内施設案内
2F プラネタリウムドーム
開館以来続けてきたプラネタリウムは、来館者に肉声で語りかけながら投影する対面解説プログラムを基本とします。
新たに導入した補助投影機とともに、館内LANのデータベースに収集蓄積した最新の天文画像情報も用いながら投影内容を充実させ、親しみやすい形で最先端の内容を紹介します。

当館のプラネタリウム設備
当館のプラネタリウムは、カール・ツアイス・イエナ社製(当時は東ドイツ)のもので、イエナ製の大型プラネタリウムとして第38台目です。
現在活躍しているものとしては、日本で最も古いプラネタリウムで、
1995(平成7)年の兵庫県南部地震でも当館の設備の中では唯一被害をまぬがれ、幸いにもその歴史的価値をとどめています。
高い価値のあるこの装置は、数百枚のレンズ、200枚近くの歯車、90個のランプを組み込んだ、光学、電気工学、精密機械工学の粋を結集したもので、約9,000個の恒星と太陽、月、5つの惑星、天の川、彗星、変光星、人工衛星などが投影できます。
解説者はその場で、入館者の反応にあわせて投影をすることができ、肉声での解説とあわせて、より積極的なコミュニケーションをとることができます。
その日その日の星座の日周運動だけではなく、太陽が黄道上を年周運動するようす、惑星が複雑なループをえがきながら黄道十二星座の間を運動するようすが投影できます。
また緯度変化操作によって南極や北極の星空も、歳差(さいさ)運動による何千年過去あるいは未来の星空も容易に、しかも短時間で見ることができます。
したがって、プラネタリウム本体投影機の操作は毎回、解説台にある操作卓を手動で操作し入館者の反応に合わせて自由に日周運動や年周運動の速さを変えて投影しています。
そして解説者は「ポインター」と呼ぶ矢印投影器を手に持って、生音声で解説しています。
このプラネタリウム本体投影機以外の投影機をく補助投影機と呼んでいます。
補助投影機は、手動でも操作可能ですがコンピュータで制御することにより、より高度で複雑な投影が可能です。
当館のプラネタリウムの特色は、
・手動操作のプラネタリウム本体投影機
・自動制御の補助投影機
を組み合わせて、他に類を見ない効果的な投影を行っていることです。
音響設備は、肉声による生解説を効果的に行なえるとともに、コンサート等にも対応できる音質です。
当館のプラネタリウムのスペック
| 製造 | カールツァイス・イエナ社(旧東ドイツ) |
|---|---|
| 型式 | Universal23/3 |
| 稼動 | 1960年6月10日 |
| ドーム | 直径20m |
| 座席数 | 350席 |
| 投影天体現象 | 太陽、月、5つの惑星、恒星、銀河(天の川)、変光星、彗星、人工衛星 |
| 等星数投影能力 | 恒星の1等星から6等星まで全天で約9,000個 |
| 投影方式 | 32分割方式 |
| 恒星原板の厚み | 0.015mm |
| 恒星ランプ | 100V 1000W |
| 機械の中心の高さ | 3m |
| 機械の重さ | 約2t |
| 補助投影機 | オールスカイ投影機(2組) ビデオブロジェクター 二至二分投影機、月位相投影機 マルチスライド投影機(5台) XYズーム投影機 |
| 磁気ループ式補聴システム | 明石しおさいライオンズクラブにより、磁気ループ式補聴システムが寄贈されています。 |









